利益を上げるための10の法則

0 Comments

会社経営で誰しも考えるのが”利益を上げる”こと。この当たり前のことが何より難しく、行き詰まって倒産してしまう会社(企業)が多くあります。日本で起業した会社のうち、1年以内に5割が、5年以内に9割が倒産すると言われるほど。

では、どうすれば会社の利益を上げることができるのか?もし、会社の「利益を上げる法則」なるものがあれば、ぜひチェックしておきたいものでしょう。知らずしらずのうちに、会社を倒産に追い込むルートに入り込んでいるともかぎりません。

そこで、今回は会社の利益を上げる10の法則について、”管理編”と”戦略編”の2方向からご紹介します。

▶︎目次

1.会社の利益を上げる法則【管理編】

伝説的な経済学者”ピーター・F・ドラッガー”によると、「会社が利益を上げるのは不自然なこと。だからこそ様々な苦労や犠牲を支払って得るしかない」のだとか。では、会社(企業)が利益を上げる法則(管理編)をご説明しましょう。

会社の利益を再確認する

会社の利益(儲け)を知らないと何も始まりません。

大抵の方は”粗利”を利益としてしますが、粗利は本当の利益を算出する前のもの。会社にとっての本当の利益とは”営業利益”から先のものです。粗利から経費などを引いたものが営業利益で、会社がどれほど儲けているかが分かります。

利益目標を明確にする

どれほど利益を上げたいのか目標を立てることも大切です。

目標があるからこそ現在の課題が、解決策が見えてきます。利益目標を決める1つの指針となるのが”利益率”です。利益率とは「営業利益÷売上×100」で計算できるもの。”どれだけ儲かりやすいのか”が分かるので目標が立てられます。

会社のムダを削減する

利益目標を立てただけでは利益を上げることはできません。

どんな会社にも潜んでいる”ムダ”の削減から進めていきましょう。例えば、不良在庫や不良顧客、利益に結びつかない経費など。「今までと同じだから…」と、惰性で続けているムダなコストを削減することで、会社の利益につながります。

経営課題を忘れない

目標から見つけた”経営課題”を忘れないようにしましょう。

経営課題を忘れた会社というのは倒産ルートにまっしぐらです。反対に、社長だけでなく、社員全員が経営課題を忘れていない会社はなかなか図太いもの。ちょっとした逆境であれば、むしろ追い風にしてしまうくらいの力が生まれます。

経営改善をやり続ける

同じやり方を続けていたのでは利益を上げるのは難しいです。

現状、会社の利益が上がっていないからこそ悩んでいるはず。では、現状のやり方を続けていても、前に進まないのは確かです。「どうすればより良くなるのか」と、経営課題を忘れないのと同様に、経営改善はつねに続けていきましょう。

2.会社の利益を上げる法則【戦略編】

先述した内容は利益目標や経営課題など、どれも管理面から利益を上げるものでした。正直、「もう少し具体的に…」と思った方も多いはずです。では、より具体的に会社(企業)の利益を上げる法則(戦略編)を見ていきましょう。

安売り競争はしない

どんな商品やサービスも”安売り競争”だけはしてはいけません。

安売り競争は会社の利益を下げるだけでなく、顧客の不満にもつながります。少しでも安く提供するためには原価を、人件費を下げる必要が。結果的に商品やサービスの品質そのものまで安くなり、顧客からの信頼さえ失ってしまいます。

付加価値をつける

安売り競争ではなく”付加価値”をつけるようにします。

仮に同じ値段のハサミがあったとしましょう。ハサミAはデザイン性が高く、ハサミBは切れ味が抜群。おしゃれに敏感な女性はハサミAを、実用性を重視する男性はハサミBを選ぶことでしょう。このようにちょっとした差別化で十分なのです。

ニッチ市場を発掘する

付加価値と同様に”ニッチ市場”の発掘はとても効果的です。

ニッチ市場とは”市場規模のそれほど大きくない商品のこと”。ハサミのような文房具自体はマス市場(ニッチの反対)ですが、付加価値をつけることでニッチ市場に化けることも。生き残る会社というのは、何かしらニッチ市場を持っています。

顧客第一を徹底する

会社(企業)はつねに”顧客第一”を徹底するべきです。

日本人の総人口は1億3千万人ほど。顧客誰もが一見さんだとすると、どんなに頑張ってもいつかは倒産してしまいます。その点、顧客第一に少しずつ”リピーター”を増やせれば、限られた予算でも継続して利益を上げることができる訳です。

効率的に情報発信する

現代は誰でも気軽に情報発信のできる社会です。

CMや新聞などの広告費は高額で、中小企業ではなかなか難しいもの。であれば、”自社サイト(ネット配信)”という手も。自社サイトは20,30万円から制作でき、適切に情報発信すれば問合せを何倍にも増やせる可能性があります。

3.まとめ

今回は、会社(企業)の利益を上げる法則についてまとめてみました。

利益を上げる法則の”管理編”としては以下の5つ。

  • 会社の利益を再確認する
  • 利益目標を明確にする
  • 会社のムダを削減する
  • 経営課題を忘れない
  • 経営改善をやり続ける

利益を上げる法則の”戦略編”としては以下の5つ。

  • 安売り競争はしない
  • 付加価値をつける
  • ニッチ市場を発掘する
  • 顧客第一を徹底する
  • 効率的に情報発信する

まず、利益を上げるために考えておきたいのが、「自社商品(サービス)が本当に魅力的なのか?」について。社長が、社員が自社商品(サービス)を心からいいものと思えない限り、まずシェアを増やして顧客に選ばれることはありません。

ぜひ、紹介した法則を参考に、10年後20年後も生き残れるしぶとい会社経営を目指してみてください。